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急に顔が熱くなる…それ、ホットフラッシュかもしれません
急に顔が熱くなる…それ、ホットフラッシュかもしれません【外部ブログ用】
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、治療効果を保証するものではありません。
「急に顔がほてって汗が止まらない」「夜中に寝汗で目が覚める」――
このような症状に心当たりがある方は、ホットフラッシュかもしれません。
ホットフラッシュは、更年期を迎える女性に多く見られる変化のひとつです。
更年期とは、閉経を挟んだ前後10年ほどの時期を指し、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な変化により、
自律神経のバランスが乱れ、心身にさまざまな不調が現れやすくなるとされています。
その中でもホットフラッシュは、顔のほてりや発汗、のぼせなどが特徴的で、
日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
東洋医学では、こうした症状は「体内のバランスの乱れ」としてとらえます。
たとえば「腎陰虚(じんいんきょ)」と呼ばれる状態では、体内の潤いが不足し、熱がこもりやすくなるため、
のぼせや寝汗、ほてりなどが出やすいとされています。
鍼灸では、お一人おひとりの体質や症状に応じて施術方針を考えます。
たとえば「三陰交」「太谿」「内関」などのツボを使用し、
全身の巡りを整え、心身のバランスをゆるやかに調整することを目指します。
※あくまで体調や体質に合わせて、丁寧に判断し施術を行います。
さらに、ご自宅でできるセルフケアもおすすめです。
湯船につかって体を温めたり、冷たい飲み物を控える、
軽いストレッチを取り入れる、深呼吸の習慣を持つなど、
日々のちょっとした工夫が心身のめぐりを整える助けになります。
「年齢のせい」と我慢せず、まずはご自身の体と向き合ってみてください。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
■ 鍼灸治療を受けるときの注意点
鍼灸治療を受ける時は、必ず鍼灸の国家資格者がいる鍼灸院などに相談しましょう。
妊産婦の方は主治医に確認してから鍼灸治療を受けましょう。
鍼灸治療は、病院の治療の代わりになるものではないので、必要に応じて病院の治療も併用して受けましょう。
女性のお悩みは人それぞれです。症状も原因も違うので、自分に合った治療法を見つけることが大切です。
つらい時は、我慢せずに、お近くの病院の先生や鍼灸師さんなどに相談してみてください。

