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月経が3ヶ月以上ない状態は「無月経」と呼ばれ、体の大切なサインかもしれません
【鍼灸から見た“無月経”へのアプローチ】
「最近、生理が止まったまま…」
「もう何ヶ月も来ていない」——
月経が3ヶ月以上ない状態は「無月経」と呼ばれ、体の大切なサインかもしれません。
<無月経とは>
無月経には、初潮が来ない「原発性無月経」と、途中で止まってしまう「続発性無月経」があります。
原因はさまざまで、ストレス、過労、急激なダイエット、ホルモンバランスの乱れなどが関係しています。
<東洋医学と鍼灸の視点>
東洋医学では、「気(エネルギー)・血(栄養)・腎(成長と生殖の要)」のバランスの乱れが無月経につながると考えられます。
たとえば「腎虚(じんきょ)」「気血両虚(きけつりょうきょ)」「肝気鬱結(かんきうっけつ)」などの体質があります。
鍼灸施術では、ツボ(経穴)を刺激し、気血の巡りやホルモンバランスの調整をサポートします。
使用するツボの一例:三陰交、関元、足三里、血海 など
<セルフケアも大切に>
・体を冷やさない服装・入浴
・過度なダイエットを避ける
・睡眠をしっかりとる
・散歩などの軽い運動もおすすめ
※鍼灸は国家資格を持つ施術者にご相談ください。
※すでに通院中の方は主治医と連携しながらのケアをおすすめします。
無月経は、一人で抱えず、体の声を聞きながら整えていくことが大切です。
お気軽に、当院へもご相談ください。

