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2025.04.11
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毎月の不安定さにやさしく寄り添う 〜PMSを整える東洋医学の視点〜

毎月の不安定さにやさしく寄り添う 〜PMSを整える東洋医学の視点〜 ※本記事は一般的な情報提供を目的としており、施術の効果を保証するものではありません。 「生理前になると、イライラして落ち込んでしまう」 「心も体も重たくなり、家事や仕事に集中できない」 そんなお悩みを感じたことはありませんか? 月経前に心や体の不調を感じることは、多くの女性に共通するものです。 医学的には「月経前症候群(PMS)」と呼ばれ、気分の落ち込みや不安、イライラ、倦怠感、むくみや腹部の張りなど、症状はさまざまです。 ■ 西洋医学の視点と対応 西洋医学では、ホルモンバランスの変動がPMSの原因とされており、低用量ピルや漢方薬、ビタミンやミネラルの補給などが検討されることがあります。 また、症状に合わせて生活習慣の見直しやストレスケアが提案されることもあります。 ■ 東洋医学から見るPMSのとらえ方 東洋医学では、こうした症状は「気(き)」「血(けつ)」の巡りが滞っているサインと捉えます。 特に「肝(かん)」という臓腑が感情や血の流れに関係しており、ストレスや冷えが重なることで体内のバランスが崩れやすくなるとされています。 ■ 鍼灸によるやさしいサポート 鍼灸では、三陰交や太衝などのツボを使って、全身の巡りを整える施術が行われます。 緊張しやすい気の流れをゆるめ、女性特有の変化にやさしく寄り添うアプローチが特徴です。 当院では、施術前にしっかりと体調や生活状況を伺い、無理のない施術内容をご提案しています。 また、施術はすべて、国家資格を持った鍼灸師が担当していますので、はじめての方でも安心してお受けいただけます。 ■ ご自宅でもできるセルフケア 下腹部や足元を冷やさないよう心がける 無理のないペースで過ごすことを大切にする 食事では、鉄分やビタミンB6などを意識して摂る 深呼吸や軽いストレッチなどでリズムを整える 日々の中でできる小さな工夫が、不調を和らげる手助けになります。 「毎月のつらさにそなえて、少しでも穏やかに過ごしたい」 「がまんするのではなく、自分の体にやさしく向き合いたい」 ——そんな気持ちに、鍼灸という選択肢がそっと寄り添えるかもしれません。

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