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ふわっとめまい…それ、季節の変わり目のサインかもしれません
【ふわっとめまい…それ、季節の変わり目のサインかもしれません】
「最近、なんとなくフラつくことが増えた」「朝からぼーっとして集中できない」――
そんな心当たりはありませんか?
春や秋などの季節の変わり目は、気温や気圧の変化が激しく、自律神経のバランスが崩れやすい時期です。特に女性はホルモンの変化も重なり、めまいやふらつきといった不調を感じやすくなります。
体調のちょっとした変化も、実は体からのサインかもしれません。日々を快適に過ごすために、できることから整えていきましょう。
◆ 気候の変化に合わせた対策を
朝晩と日中の気温差が大きい季節は、羽織れる服や重ね着を上手に使って、体温の急激な変化を防ぎましょう。
天気が崩れそうな日は無理のないスケジュールにして、休息をしっかりとるよう心がけてください。湿度管理も体調維持に役立ちます。空気が乾燥していると呼吸も浅くなりやすいため、加湿器の使用やこまめな換気もおすすめです。
◆ 「肝」をいたわる生活習慣を意識して
東洋医学では、春や秋の体調のゆらぎは「肝(かん)」と呼ばれる働きと深く関係していると考えられています。
「肝」は、気の巡りや自律神経のバランス、情緒の安定にも関わるとされています。
毎日決まった時間に寝起きする、栄養バランスの良い食事をとる、ウォーキングなどの軽い運動を継続することで、「肝」にやさしい生活が送れるようになります。自然の中を歩いたり、深呼吸をするだけでも気分がすっと楽になることがありますよ。
◆ 簡単にできるセルフケアもおすすめ
足の甲にある「太衝(たいしょう)」というツボは、気の巡りを整えるとされる場所です。
手のひらで軽く包み込むようにして、ゆっくりと押してみましょう。
頭の後ろにある「風池(ふうち)」や、みぞおちの横にある「期門(きもん)」も、緊張や疲労を感じるときに役立つツボとして知られています。
また、首まわりや足元を温めると、体の力がふっと抜けてリラックスしやすくなります。就寝前の温かいタオルもおすすめです。
◆ つらい時は専門家へ相談を
セルフケアをしてもすっきりしない場合は、無理をせず、医療機関や専門家へ相談してみましょう。
からだの声に耳を傾けることで、より穏やかな毎日が近づいてくるはずです。

